農業をやっている方、これから農業をやろうとしている方の中には
自分の商品をブランド化して
もっと多く売りたい
単価を上げて利益を増やしたい
労働単価を上げて時間や金銭的な余裕を持ちたい
と思っている方も多くいるのではないでしょうか。
そうは思っていても
「特別な物を作れる訳ではないしブランド化できるのだろうか」
「始めるにも何から手を付けて良いのか分からない」
「ブランド化して売り込むにも営業力も資金もないよ」
といった理由で実際にブランド化を進める事が難しいと感じているかもしれません。
ブランド化をするには「差別化をする」「付加価値を付ける」など、頭では解っていても中々実行に移せないものです。
今回は会社を潰すな! 崖っぷち社員たちの企業再生ドラマという本と「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!という2冊の本から、ブランド化について考えるヒントを得たので共有したいと思い記事にしました。
ブランド化へのヒント
私の場合、ブランド化する事に対して具体的な事ばかり考えていました。
「どのようなネーミングにしたら印象付けられるか」
「どのような品質規格にしようか」
「どのような肥料を使おうか」
「どのような農法が良いか」
思い返すと、他の生産者に対して小さな差を生み出そうと必死になっていました。
これから紹介する言葉と目標の掲げ方を知ってからは、大きく考え方を変えることができました。
「何を売りたいのか」から考える
『会社を潰すな! 崖っぷち社員たちの企業再生ドラマ』の中で一番刺激を受けた言葉はこちらです。
《カリスマ美容師の高木琢也さんが自分の仕事を「俺はね、お客様の人生をデザインしている。ヘアカット世界で世界に幸せを広げたい」って言ってるの。この自分の仕事への突き抜けた答えは凄いと思わない?》
(本文から引用)
私はこの言葉で、パッと視界が広がりました。
社会に対してどんな役割を担って、お客様にどんな価値を提供していきたいのかというところから考え始めると自分が心から望むゴールが見えてきそうです。
抽象的な目標を掲げる
目標を抽象的にするとゴールが広くなるので、挑戦し続ける事ができ、変化し続ける事もできるので永遠のテーマにする事ができます。
またもう一つのメリットは目標を抽象的にする事で、アイディアが無限に出てくることも可能です。
ヒントから生まれたアイディア
私自身、この本を読みながらいくつかのブランド化のアイディアを思いついたので参考までに紹介します。
季節を売る(四季を売る)
例えば、お米を生産販売するとしても「四季を売る」という目標を掲げた場合、梱包資材を四季毎に季節を感じられる地元の植物をデザインするという方法が浮かびました。
豊作を売る
お米や果樹のように毎年面積固定で栽培している場合、面積当たりの収量の差が分かりやすく出ます。豊作の時は特別なサービスをする事で農家だけでなく消費者にも豊作を味わい喜んでもらえる仕組みをつくるのも面白いかなと思いました。
香りを売る
具体的には思いつきませんでしたが、香りをテーマにするのも面白いと思いました。
色を売る
様々な販売に際するデザインなど色をテーマにしても良いですし、生産物自体でも色を意識して企画するのも面白いなと思いました。
このような抽象的なテーマを掲げるとアイディアがどんどん溢れてくると思います。
社会に対して抽象的な目標を持つ
『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』では、別の視点から抽象的な目標を掲げる事で何を得られるのか、自己中心的な目標から他者に与える内容に変える事で何を得られるかという事を学術的に解説しています。
参考にした本の紹介
会社を潰すな! 崖っぷち社員たちの企業再生ドラマ
コンビニに本の売上を奪われて衰退していく本屋を銀行マンが再建していくストーリーを基にしながら、ビジネスに役立つ考え方を読者に教えてくれている本です。
ビジネスの基礎を優しく教えてくれていて、事業を行う上で参考になるヒントも多く含まれていると思います。
「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!
《「頭の中がゴチャゴチャしていて、晴れた気分にならない。もう何年もこんなスッキリしない状態で生きているなあ」
「仕事や勉強で集中できないときに、すぐほかのことを考えちゃって、集中できない。頭の中の雑念を消したい!」
「物事を論理立てて考えていると、途中で頭がゴチャゴチャしてきて最後まで考えられない。頭が悪いのかな?」
「ものすごく嫌な人がいる。いつもそいつの嫌な記憶が頭の片隅にいて、怒りが頭の中から消えない」》
(本文から引用)
といった方々に向けて科学的・学術的な視点から「頭のゴミを掃除して解消しよう」といった提案をしている本です。
どちらの本も、本当に自分が望むゴールへたどり着くためのヒントが得られると思います。
オススメの読み方
今回紹介した2冊の本はAmazonが提供する「Kindle Unlimited」読み放題プランで読むことができます。
それぞれ以下の本のリンクから確認できます。
会社を潰すな! 崖っぷち社員たちの企業再生ドラマ
「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!
私は事業に役立ちそうな本や、趣味の歴史小説など読み放題プランを利用して読んでいます。
1冊分の価格で毎月何冊でも読めるので金銭的に凄く助かっています。
読み放題なので、読むかどうか迷った時も立ち読み感覚で少し読んでみてから判断することができます。
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