灌水(かんすい)設備 / アスパラガス半促成栽培

アスパラガスは水を多く必要とする作物で、肥料よりも水の方が収量への影響が大きいという見方もあるようです。

灌水の仕方は、一度に多くかけるのではなく、少量を数回に分けて行うのが良いと言われています。

私の畑の設備

 

西目町の田んぼの用水路はパイプラインになっているので蛇口を捻れば水が出ます。

用水路の水は濁っているので、ろ過フィルターを用意しました。

灌水用の配管はビニールハウスの施工と同時に行われ、灌水チューブはセットで用意されていたものを使いました。

 

 

1年目の結果

 

定期的に灌水しましたが、特に是非を判断できることはありませんでした。

2年目の状況

 

本格的に収穫を始めてみると灌水に問題が色々と出ました。

 

穂先の曲がり

春先、選別を担当している親から穂先の曲がりが多すぎると言われました。

畝の土が固すぎるのが原因で、発芽する時に穂先が曲がってしまっていたようです。

 

灌水チューブの詰まり

用意されたチューブはろ過していても穴がすぐ詰まってしまうので定期的に、手作業で穴を掃除する必要がありました。

畑全部を見回ると1日30分くらいかかります。積み重なるとかなりの労働支出になるので悩みの一つでした。

 

水圧の不足と不均等

用水路の水圧が弱い日はビニールハウスの奥の方の水圧が足りなかったり、手前と奥では違いすぎるので水圧の調整が難しい事もありました。

 

水の供給がストップ

西目地区の田圃は西目川を水源としています。

西目川は農業用として人工的に整備されたものです。

雪解け水は豊富なので春は良いのですが、夏になってくると水が不足するようです。

1週間ほど水がストップする事もあり、本当に困りました。

2年目の対策と結果

 

穂先の曲がり

当初の灌水は通路にかけていたので、畝全体にまんべんなくかかるように変えました。

その後は、穂先の曲がったものはなくなりました。

 

灌水チューブの詰まり、水圧の問題

この二つは一気に解決することができました。

使用している灌水チューブはフィルターとして二重になっている所に水を通すのが従来の方法のようです。

新しく高額な製品に交換しようと思っていたので、最後に思い切って一枚目に水を通してみました。

そうすると、弱い水圧でも水を多くかけられるようになり詰まる頻度も減りました。

正規の使い方ではないようですがこのまま使うことにしました。

数ヶ月続けましたが今のところ不具合はありません。

 

水の供給がストップ

これは一番の課題です。

水が出ない日がしばらく続いた頃、親がエンジンポンプを買ってきてくれました。

用水のパイプラインと別に、近くに小さな水路も流れているのでその水をくみ上げて灌水する事にしました。

ただ、水量がそれほどないので灌水できる量が限られてしまいます。

3年目は大きめの水タンクを買って水を溜めておこうと思っています。

これから栽培を始められる方へ

 

水の確保は本当に重要で大変な事でした。

ビニールハウスを用いる半促成栽培では、栽培期間中に安定して水を供給できる状態を事前に確保しておくことをお勧めします。

 

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