秋田のお米「サキホコレの塩おにぎり」を食べてきた!感想レビュー

 
2020年12月28日まで販売されていたサキホコレの塩おにぎりを食べてきました。
食べた感想や農家的に考えさせられて事などをまとめました。
 
 

記事の内容
 
・どこで販売していたの?
 
・どんな味?食べた感想は?
 
・食味値と粒の大きさを両立する難しさ
 
・これからサキホコレを食べる事はできる?

 
 

どこで販売していたの?

 
秋田駅ビルのトピコ2Fにある「おにぎり一文字」で、1日30個限定で販売していました。
 



開店する10時に行くとすでに数組並んでいました。
他の方もサキホコレが目当てだったようです。

 

どんな味?食べた感想は?

 
購入してすぐ、温かいうちに食べました。
 

 

率直な感想
 
特徴として挙げられている「一粒一粒が大きくしっかりしている粒感」というのは特に感じませんでした。
 
「甘味や香り」が強いのかと思っていましたが、予想よりもあっさりした食味で、サキホコレの系統の先祖にもなっているひとめぼれに近い気がします。
 
ひとめぼれにはなくて、強く印象に残ったところはもっちりとした食感でした。
 
比較として男鹿の塩おにぎりは何の品種か表記していませんでしたが、硬めの水加減でした。反対にサキホコレの塩おにぎりは柔らかめの水加減だったのを考えると、これだけでサキホコレの味を判断するのは早計かなと思っています。
 
それに農家の仲間から頂いたつや姫を食べた時は甘味と香りがよくてとても美味しかったのですが、セブンイレブンで買ったつや姫のおにぎりはそれほどでもなかったので同じ品種でも味わいが違う事も多い気がします。
 
食味はどうなのかというところは、もう少し色々な条件で食べて判断したいと思います。

 
 

食味値と粒の大きさを両立する難しさ

 
農家的視点でサキホコレの食味について考えたいと思います。
サキホコレは食味を維持するために、栽培する農家に対して蛋白値に上限を設けています。それは、蛋白値が高くなりすぎると食味が落ちる論理から来ています。
蛋白値を上げない為には、追肥の時期を遅くしない、追肥の量を多くしないという事が必要になってきます。追肥の量が少な過ぎると粒が大きく実らなかったり、収量を確保できなかったりという影響が出てきます。
農家にとって悩ましいのは、もし蛋白値の基準値を超えてしまった場合はサキホコレの認定をしてもらえなくなり、ひとめぼれやあきたこまちよりも格付けの低い一般米に格下げにされてしまいます。
そもそもサキホコレはブランド米として売り出すので農家が負担するコストも通常よりも割高になる予定です。その代わりひとめぼれやあきたこまちよりも販売価格は高値に設定されると予想されます。
ただ、先に述べた蛋白値制限により基本的な収量はひとめぼれやあきたこまちよりも低くなるはずです。その状況で一般米に格下げになり、収量が少ない一般米価格になってしまうと農家は大きな減収となります。
ということは、農家は何とか蛋白値の基準を守ろうとするでしょう。
そうすると穂肥の量は減らされることになり、粒の大きさをどれほど確保できるのかという問題が出てきます。
品種特性としては粒が大きくなりそうなのは分かりますが、栽培方法としての粒を大きくする条件が制限されている事が気になるところです。
それが上手くいけば、美味しいお米ができるという事なのでしょう。
農家がどこまでギリギリを追及し、美味しいお米を作ろうと努力していく事ができるのか今後注目してみていきたいと思います。
 

これからサキホコレを食べる事はできる?

 
周知キャンペーンが終了し、ほぼ食べられる場所はなくなってしまいましたが、2021年1月に行われる高校生とのコラボイベント「高校生が開発した料理×サキホコレ」で食べられるそうです。
是非この機会に如何でしょうか。
 
料理名 ぎゅぎゅっと秋田の大人様ランチ
提供数 1日20食~25食限定
期間  令和3年1月9日(土)~11日(月)11:00~14:30
場所  秋田市、道の駅あきた港ポートタワーセリオン内
提供店 セリオンキッチン

詳細はこちら
「高校生が開発した料理×サキホコレ」ランチを提供します!|ごはんのふるさと秋田へ
 

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