サキホコレとは
2022年に発売が開始された秋田県産の品種です。
あきたこまちを超えるようなブランド米にしようと、力を入れて育てられているお米です。
技術的にみると品種交配で大粒を目指し、栽培管理では蛋白値を抑えて食味向上を目指しているお米だと思います。
詳しくは別の記事でご覧ください。
サキホコレの評判
Twitterでの評判
秋田港のセリオンタワー。
たけや製パンの直売店で買ったサキホコレの塩むすび。86円で購入。冷めててもおいしかったです😊 pic.twitter.com/yyOwXS8AyV
— うご (@4BXrKc55NB5xJm4) November 26, 2022
サキホコレ実食
甘さ控えめ 米粒がしっかりしていて食べごたえがある🍚 美味しいご飯 pic.twitter.com/qoqEVVzoDB— MKO_kishia56 (@MKO_kishia56) November 25, 2022
今夜は秋田の新米🌾サキホコレ
わざわざフォロワーさんにお願いして送ってもらったよ。
粒が大きく、わりとさっぱりした味。冷めても美味しいんじゃないかな? pic.twitter.com/7Q4RbfGKVR— トラ兄 (@cs_tora) November 25, 2022
あきたこまちやコシヒカリの方がおいしい
— 喜多アウルー (@_aurue_) November 9, 2022
米農家からの評判
今年から一般販売が開始されたこともあって、知人の山形県の米農家の方から「サキホコレの評判良いね」と時々話題に上がります。
ある庄内地域の農家グループが東北6県の代表するお米で食べ比べを実施したところサキホコレが一位だったという報告も受けています。
米農家の間で評判は上々のようです。
評判から見えてくるサキホコレの特徴は?
秋田県民の中ではネーミングはイマイチという声を聞く事もありますが、味の評価の方は割と良いのかなと感じています。
味は好みは人それぞれなので様々な感想があると思いますが、自分が食べた感覚、消費者の感想、販売店さんの評価などから見えてきた特徴をまとめます。
食べた方の感想や販売店さんの食味チャートなどを総合すると
少しもっちり系のひとめぼれやつぶぞろいに近い食味だと思われます。
個人的には、ひとめぼれより水加減で食感が変わりやすい印象を受けています。
水が少ないと硬めになり、多めにすると柔らかさが際立ちます。
サキホコレらしさを引き出すには水を多めにしてもっちり感を味わうのがオススメです。
秋田県が公表している食味チャートではコシヒカリよりももっちりしているとしていますが、申し訳ないけど流石にそれはないんじゃないかと思っています。
秋田県が公開している食味チャートや、発売前の資料ではあきたこまちやコシヒカリを超えるお米にすると告知していたので、私自身は香りや甘味が強いお米になると思っていました。
購入された方の中には同じ認識だった方もいたのではないかと思います。
甘味や香りがコシヒカリを超えているお米ではないように思いますが、粒のしっかりした食べ応えのあるお米でひとめぼれよりはもっちりしたお米になっていると思います。
このように甘味が強すぎない食味のタイプは毎日お米を食べる方にオススメで食べ飽きずに毎日美味しく召し上がっていただけると思います。
秋田県では主にあきたこまちやひとめぼれが生産されていますが、他県の農家さんや私が送った先々でも粒が大きく食べ応えのあるという評価をいただいています。
秋田県はサキホコレを含め、粒が大きく食べ応えのあるお米が採れる地域なのかもしれません。
サキホコレだけでなく秋田県産のあきたこまちやひとめぼれもオススメです。
【参考サイト】
品種について-ごはんのふるさと秋田へ
秋田県産のお米紹介
特徴で選ぶあなたにオススメのお米
一般的な評価を紹介していきますが、栽培地域・栽培方法・気候など様々な要因で同じ品種でも食味は変わると思います。
感じ方もひとぞれぞれだと思いますので、そのあたりを踏まえた上で参考にしていただければ幸いです。
強い甘味ともっちり感
お米の甘味やもっちり感を求めている方は、コシヒカリやもっちり最強のミルキークイーンなどがオススメです。
程よい甘味ともっちり感
サキホコレやひとめぼれはこのあたりのバランスのよいタイプだと思います。
あっさりとした風味
お寿司屋さんに愛され続けているササニシキ、きらら397やななつぼしなどの北海道産のお米は比較的あっさりとした風味だとされています。
サキホコレって感動するほどのインパクトがなかったのが残念。先行した山形県のつや姫と食べ比べると後発の品種なのに負けていると私には感じられました。あきたこまちを初めて食べたときの感動が欲しかった。
kosato 様
同感です。
系統を追うとつや姫やあきたこまちはコシヒカリやもち米系統を取り入れて甘味とモチモチ感を出そうという意図を感じます。
コシヒカリ、あきたこまちを超えるという売り出し方にしてはひとめぼれに近い交配は理解できません。
食味を狙うのであればもっともち米寄りの攻めた品種改良をしてもらいたかったなと思います。